「みんなの翻訳」は情報通信研究機構多言語翻訳研究室と東京大学図書館情報学研究室による共同プロジェクトであり、三省堂と国立情報学研究所連想情報学研究開発センターが開発に協力しています。
米国のイラク侵略開始から10年、侵略に用いられた藁人形論法のうち辛うじて残っているのはたた一つ、「侵略は民主主義と女性の権利を広めるため」というものである。 ところが、イラク各地で我々が運営しているシェルターに暮らす女性から繰り返し聞こえてくるのは、次のような声だ:「どうしてこんな暴力的な時代を生きているのだろう?」女性たちは、サダムの失脚を悲しんではいないが、この10年、イラク社会を席巻した虐待に苦しんできた。「名誉の殺人」の急増、ヴェールの強制、暴力的に女性を服従させることを許容する雰囲気の増大。 どこでもいいから戦争が…