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持続可能性を探る:8つのデジタル化特別コレクションから見る戦略

持続可能性を探る:8つのデジタル化特別コレクションから見る戦略(1)

持続可能性を探る:8つのデジタル化特別コレクションから見る戦略

Ithaka S+Rと北米研究図書館協会の報告書

ナンシー・L・マロン、サラ・ピックル
ディアナ・マーカムによる前書き

2013年11月20日公開

前書き

図書館と文化機関は1990年代半ばに特別コレクションのデジタル化を開始した。その理由の一つは技術がそれを可能にしたからであり、一つはこれらが外部利用者アクセス可能性が最も小さいコレクションだったからである。そして、重要なことに、もう一つはこれらがデジタル形式への変換を可能にする知的財産権を機関が保持している傾向が強いコレクションだからである。デジタル化はこれらの「隠された」コレクションをより広範囲の観衆に開いたが、デジタル化事業に着手した機関はすぐに多くの困難に直面した。デジタル化の費用は最も明白なものであるが、メタデータの作成とデジタル化した特別コレクションをレガシー・コレクションに統合すること、機関の伝統的な利用者の基礎を超える利用者のニーズを理解すること、デジタルファイルの維持と更新のためのインフラ要求を満たすことに関連した課題もまたあった。

デジタル化コレクションに関するこれらの新しい課題により、Ithaka S+Rはこれらの資源の持続可能性を研究するようになった。その研究は、図書館と文化遺産機関が開発していた、自らのコレクションに対する熱心な観衆を育てながらも、それらの資源の継続的な発展に何とかして資金を供給し続けるための計画について理解するためのものだった。私たちは、交付は学術界に創造性の燃料を補給するものであると十分に理解しており、機関の予算が横ばいまたは減少したときでさえ、図書館と文化機関がコレクションのデジタル化に資金を出すための創造的な方法を見つけようとしたその努力を称賛する。持続可能性戦略というレンズを通してデジタル化特別コレクションを調べることは、今日のデジタル事業の指導者たちが潜在的な観衆に影響を与えるという課題に取り組むと同時に、今なおこれらの試みがもたらし得る継続的な費用をやりくりする創造的なやり方を見つけ出している方法を明らかにするための素晴らしい観点であった。

Ithaka S+Rはデジタルコレクションをより高い水準に置こうとしており、これらと同じ指針はより伝統的なコレクションには通常、適用されないのだろうか? おそらく;だが、図書館と博物館、その他の文化機関は、自らのコレクションがオンラインで利用可能であればさらに多くの人々にとってより役に立つものになることができると痛切に感じている。アクセスを増加させるために既存のコレクションをデジタル化することは、----機関の注目度がより高く、その影響がより大きいときでさえ----親機関の金銭的な負担を増大させもする。予算の問題は様々である。物理的な保存費用は現実ではあるが、アナログコレクションの費用は収集時に負担される;デジタルコンテンツは毎年の維持費を必要とする。加えて、私たちはアナログコレクションの使いやすさと影響を考慮してきておらず、おそらくデジタル環境で最も注目に値することは、新たな分析論によりこれらの疑問が今、問えるようになるということである。あらゆる種類の文化機関がデジタル環境へと移行するにつれて、コレクション構築に新たな評価方法が適用され得る。

Ithaka S+Rによる持続可能性への取り組みが進化を遂げるにつれて、私たちは多くのデジタル事業の指導者たちが彼らの親機関に持っている深い信頼に段々と気が付いた;この信頼は私たちがここで紹介する事例においてもまた明らかなものである。図書館と博物館、文書館、歴史協会は、個々の特別コレクションをデジタル化しているかもしれないが、しばしば彼らの主たる関心事はたった一つのコレクションをはるかに超えるものである:彼らは今日、機関の所蔵品から成るデジタル「図書館」を構築することに関心がある。私たちがこの報告書で共有する事例研究は持続可能性の例を提供し、それは観衆の関与とその他の影響の測定によって;しばしば親機関への統合を介するコレクションが確立してきた財政的な安定性によって;しばしば最初に世に出てから何年も経過した後に、コレクションが出回っているという事実によって証明される。これらは持続可能性の完璧な例ではないが、デジタル化コレクションをより大きな文脈に位置づける可能性を強く見せているため、非常に多くの候補の中からそれらが選ばれた。私たちは、このグループに対する事例研究により、同等の機関組織でデジタルを具体化する支えとなる基盤を構築するときに、アイデアが提供されるであろうことを期待している。

ディアナ・マーカム

Managing Director, Ithaka S+R

要旨

過去20年間、学術図書館と、博物館や文書館、歴史協会をはじめとする文化機関は、所蔵品の中の珍しい唯一の資料のデジタルコピーの作成に着手してきた。特別コレクションをデジタル化するというこれらの機関の望みは、将来世代のためにこれらの資料を保存することと、ウェブを介してそれらへのより大きなアクセスを提供することという一対の目標によって動機づけられており、それらの努力はこれまでのところ公的および民間の資金の流入により支援されてきた。とはいえ、そのような資金提供は現在、減少し始めている。結果として、デジタルコレクションの管理者は彼らの取り組みへの継続的な配慮や展開、新しいコレクションの創出を支えるためにそれらの収入の流れを当てにすることはできないかもしれない。今後は、安全な支援源を識別し、長期間にわたる影響を実証するための能力が、デジタル化特別コレクションを備える機関にとって、間違いなくますます重要となるだろう。

この研究は、コレクションを構築するだけでなく、長期間にわたりコレクションを支え、発展させもする方法を発見した8つの機関におけるデジタル化特別コレクションの調査である。それらの組織は、様々な大きさと規模の学術図書館と文化遺産機関を代表している。取り上げられた資源は、強固な協力関係を発達させることと協力的な多数の観衆を作り上げることから、会費と会員、使用許諾の申し出により収入を生み出すことまで、活動における一連の持続可能性戦略を代表している。

この研究は、北米研究図書館協会と協力し、博物館・図書館サービス機構(IMLS)のNational Leadership Grants Programの一部としての共同契約による資金提供を受け、Ithaka S+Rによって遂行された。学術および文化部門の事業の指導者が自らの珍しい唯一の資料のデジタル化を考慮しているときに、有用な事例を見つけることを期待している。

調査された8つのデジタル化コレクションは次の通りである:

アメリカ古書協会(AAS: American Antiquarian Society)。1876年からアメリカの歴史と文化に関する文献を収集している独立非営利の研究図書館であり、2002年からはAASの資料をデジタル形式で再発行し、協会に持続的な収入を供給するため、出版者と協力関係を構築してきた。

生物多様性遺産図書館(BHL: Biodiversity Heritage Library)、スミソニアン研究所図書館。自然史博物館と植物園を含む10の構成機関から提供された4000万ページを超える分類学の文献のコレクションであり、それらの構成機関はまた、図書館を支援するために会費と物品の寄与を提供している。

Florida Folklife Collection、フロリダ州立図書館・文書館。1カ月当たり500万を超えるページビューを引き寄せている有力なアウトリーチプログラムから利益を受けてきた、フロリダ州一帯の庶民の日常生活を記録している音声と映像、写真のオンラインコレクション

Grateful Dead Archive Online、カリフォルニア大学サンタクルーズ校。Grateful Deadに関する画像と手紙、ファンアート、商業レコードを含むアーカイブであり、その基盤を大きくするために積極的に利用者寄与のコンテンツを求めている。

家庭経済学アーカイブ:研究・伝統・歴史(HEARTH: Home Economics Archive: Research, Tradition and History)、コーネル大学。770,000を超えるページが家庭経済学の領域で中核となる歴史的文献から抜き出されホーム・ライブラリー使命に合ったコレクションをその中心としている。

メイン州記憶ネットワーク(MMN: Maine Memory Network)、メイン州歴史協会。メイン州全土の270を超える文化機関からの画像を取りまとめる公共のウェブサイトであり、協力者たちの中に能力を構築するという目的は広範囲に及ぶアウトリーチの努力によって果たされている。

Quakers and Slavery、ハバーフォード大学。アメリカの奴隷制度廃止運動におけるQuakersの役割に関する手紙と画像、その他の資料のコレクションであり、その実行可能性はハバーフォードが2つの近隣の協力機関と共有するオンラインプラットフォームに大部分をよっている。

バンダービルト・テレビニュース・アーカイブ(VTNA: Vanderbilt Television News Archive)、バンダービルト大学。1968年から(デジタルでは2004年から)収集されたニュース放送の40,000時間を超える記録のコレクションであり、コレクションの公共的重要性に価値を置く主要な大学利害関係者の支援を享受している。

方法論

2012年6月から2013年5月の間に、Ithaka S+R研究チームは、持続可能な実践を行っているデジタル化特別コレクションを識別しようとし、その上で現在実施中の持続可能性モデルを実行するために取られた特有の段階を理解するために、それらのうちの8つを極めて詳細に調べようとした。機関の状況の範囲内で活動しているその他の組織に有益となるような事例を選び出すために、選択基準は業務予算に基づき機関の種類(学術図書館、文化遺産機関)と規模の両方を含めた。コレクションはまた、少なくとも2年間オンラインで利用可能で、公共への影響と経済的な安全性の評価測定が示されている必要があり、そのことはIthaka S+Rの先行研究が持続可能性の指標として識別していた。

188のデジタル化特別コレクション(109は学術図書館66館のものであり、79は文化機関55機関のものである)のレビューの後、上位31の事業を電話審査で11の事業のリストに精査し、それらはプロジェクトの諮問委員会に提示されそこで議論された。

最終的な8つの事例研究の対象機関は、研究チームとの現地および電話でのインタビューに加わることに同意した。インタビューは事業の歴史とそれらを支えるために備えられた継続中のシステムと戦略について取り扱った。事業の指導者と話をするのに加えて、研究チームは事業とその歴史、持続可能な計画について直接の理解をもつ数人の人々にインタビューした。全部で58人が事例研究段階の一端としてインタビューを受けた。

主要な研究結果

以下の事例研究で論じられる機関は学術図書館と文化遺産部門の十分な多様性を代表していないかもしれないが、デジタル化に着手している部門における組織の多様性を反映している。いくつかの共有された課題が明らかになった:

持続可能性や成功に関する万能の定義というものはない。どちらの用語の意味もプロジェクトチームとその親機関の希望によって変化する。しかしながら、私たちが調べたデジタル化コレクションに共通するものは、献身的な利用者と利害関係者を引き付ける能力と、コレクションの存続と長い時間をかけた潜在的な成長を可能にするであろう資源を引き寄せる能力だった。

熱心な指導力は事業の背骨となりうる。事業の戦略を導く献身的な指導力に加えて、将来の方向性を視野に入れた、熱烈な推進者----必ずしもプロジェクトチームに対してではない----は不可欠な支援の源となりうる。これは事業の指導者が、彼らの機関のコミュニティと重要な外部利害関係者との関係をもち続けることの必要性を強調する。

規模の解決策が必要とされ、多くの形態で役に立ちうる。主要なコンテンツの集積を支えるために共同で活動する同じ意見の機関のチームであるか、彼らのコレクションの管理主となるために共用のプラットフォームのための資源を共同出資することを選んだ少数の協力者であるか、多くのデジタル化コレクションを支えるための基盤を構築している単一の機関であるかにかかわらず、規模の利益を得る地点を探し求めることは、どのようなプロジェクトであっても伴う負担を減らすための重要な手段である。

多彩な資金源は事業により大きな長期間の安全性を供給するかもしれない。たった一つの収入源に頼っているデジタル資源は、その資金供給の道筋がいつか危うくなったときには、気付かないうちに窮地に陥っていることになるだろう。この不安定さにより、今度はプロジェクトチームが自由に試みることができなくなり、最初の範囲を超えて事業をさらに発展させることができなくなるという結果をもたらすかもしれない。

利用者と利害関係者のニーズに関する微妙な差異を理解することは、より有益で価値のある資源をもたらすかもしれない。一人の利用者の研究を駆り立てるものと一つの機関の使命を駆動させるものを知ることは、事業の指導者がそれらのコミュニティの要望によりよく応えるために資源を適合させる役に立つことがある。

成功の評価指標と目標への進捗状況の測定をはっきりさせることは、長所を明らかにし、改善するべき領域を識別することができる。達成したことを実際に示すことはまた、資金援助やその他の種類の支援を探し求めているプロジェクトチームにとって、資源の価値を明確化する上で役立つかもしれない。

必要とされる専門的知識と確立したシステムとを区別することは、立ち上げ時の費用を負担し、効率を高め、創造性の余地を作るのに役立つ。すでに確立された技術的プラットフォームを頼りにしている事業もあれば、熟練の外部コンサルタントからの恩恵を受けている事業もある。どちらも、事業を始めるのをより容易にし、すべての要素の準備を整え、効率良く運用して継続させるのを容易にすることで、プロジェクトチームに手助けを与えることができる。

この調査報告を書くとき、私たちは事業指導者が自身の資料のデジタル化を考慮するときに役に立つモデルと優れた実践事例を提供しようとした。これらの事例研究が学術図書館と文化遺産コミュニティの個人の間に、彼らがデジタル化特別コレクションの創出と継続的な運営にこれほど多くの時間と労力を投じる理由と彼らがそれらに対して設定した目標、それらの目標を実現するために必要とされる計画についてのさらなる議論を促進するであろうことを期待している。

序論

1990年代から、主要な学術図書館と博物館、文書館は、所蔵する希少で無二の資料をデジタル化してきていた。しかしながら、2013年には、特別コレクションのデジタル化とデジタルコレクションの創出はより一般的になり、もはや大規模な機関だけが扱う範囲ではない;地域の歴史協会と公共図書館を含むあらゆる規模と種類の研究図書館と文化遺産機関が、所蔵する物理的資料をデジタル化し共有し始めており、かつてないほど多くのコレクションへのバーチャルなアクセスを提供している。

特定の文献や目的物を見るための常連の利用者の請求に動かされた暫定的なスキャニングを超えて、図書館と文化的組織は、出発点として特定のアナログコレクションを取り上げ、それをデジタル形式に変換し、コンテンツを支える適切な基盤やプラットフォームを特定または構築し、コレクションの利用者を引き付け援助することを目的とした特徴と機能性をもった設計を行うことで、野心的なデジタル化コレクションの創出を開始した。これらのデジタル化特別コレクションは、しばしば単なる希少文献のデジタルコピー以上のものとなる;中には機関を越えて資料を集め、コミュニティをコンテンツの寄与へと関与させ、あるいはその他に新たな観衆の間にコレクションへの興味を駆り立てようとするものもある。このより大規模な創出は、しばしば公的および民間の資金提供者からの外部交付金によって資金が供給されてきた。それでもこれらの資金源は今、減退の兆しを示しており、経済の停滞と最近の政府の予算削減は、デジタル化へ資金を提供するプログラムがより少なくなり、さらなる削減が到来する脅威を意味した*1。今後数年間、新たな事業にどのように資金が供給され、すでにデジタル化コレクションを展開してきた機関は公衆の期待に対応してどのようにそれらを維持し高め続けるのだろうか? 安全な支援源を識別し、長期間にわたる影響を実証し続けることができることは、デジタル化コレクションの運営者すべてにとってますます重要となるだろう。

この研究は、デジタル化特別コレクションの創出と維持に積極的に関与している人々の間の優れた実践事例を明らかにしようとしている。2010年、北米研究図書館協会(ARL)はIthaka S+Rと共同で博物館・図書館サービス機構(IMLS: Institute of Museum and Library Services)からNational Leadership Grantを授与され、詳細な事例研究を通して、図書館と博物館、文書館、その他の文化遺産団体が、継続して利用者のニーズを満たすことやそうでなければ支援することを目的として、成長と発展を続けるデジタル化特別コレクションを創出するために実施している戦略を調査した。研究は、次のデジタル化特別コレクションに関する展開中の8つの詳細な事例研究を含んでいた:

アメリカ古書協会(AAS)。独立非営利組織で、2002年からAASの資料をデジタル形式で再発行するために商業出版者と協力関係を築いてきた。AASがその許諾契約から受け取っている収入は、協会の活動を支える不可欠な部分である。総合的なデジタルの作業の流れを作成したことは、AASの使命にとってデジタル戦略が中心的であることを明示している。

生物多様性遺産図書館(BHL)、スミソニアン研究所図書館。2006年に立ちあげられたBHLは、自然史博物館と植物園、農業団体、大学の図書館からの4080万ページもの中核的な分類学とその他の生物多様性関連文献の収容場所となっている。ある程度はその寄付会員からの寄付と物品の寄贈によって支えられており、BHLの最大の功績の一つはそれらの協力関係を束ねていることである。

・Florida Folklife Collection、フロリダ州立図書館・文書館。フロリダ州一帯の庶民の日常生活を記録している音声と映像、写真を提供しているこのコレクションは、2003年に始動し、より大きなFlorida Memoryプラットフォームの一部である。コレクションの運営に利用者を関与させるというチームが行っている試みは、資源によってなされている有意義な利用に貢献してきており、それは1カ月当たり500万を超えるページビューを引き寄せている

Grateful Dead Archive Online(GDAO)、カリフォルニア大学サンタクルーズ校。2011年に設置されたこのオンラインアーカイブは、Grateful Deadの歴史を記録している画像と商業レコード、手紙、ファンアート、その他の資料を含んでいる。バンドの大規模なファン層を考えると、利用者寄与のコンテンツを通してアーカイブを構築し続けることには莫大な潜在可能性がある

・家庭経済学アーカイブ:研究・伝統・歴史(HEARTH)、コーネル大学。2003年にコーネルのMann Library職員によって始められたこの資源は、家庭経済学の領域で中核となる歴史的文献からの770,000を超えるページを共有している。人間生態学部(以前は家庭経済学部として知られていた)にサービスを提供するMann Libraryの使命との明確な結びつきは、HEARTHを機関の優先事項にし続けるのに役立った。

・メイン州記憶ネットワーク(MMN)、メイン州歴史協会。2001年に設置されたMMNは、メイン州全土の文化機関がそのコレクションの画像をスキャンし、管理するための共用空間を提供している。270を超える寄与機関からの参加は資源の一番の財産である。

・Quakers and Slavery、ハバーフォード大学。2009年に開始したこの資源は、アメリカの奴隷制度廃止運動におけるQuakersの役割に関する手紙と画像、その他の資料を共有している。このデジタルコレクションの継続的な実行可能性は、そのプラットフォームであるTriptychの使用許諾費用と管理費用をハバーフォードとスワースモア、ブリンマーで平等に分割しているという事実が主な理由となっている。

・バンダービルト・テレビニュース・アーカイブ(VTNA)バンダービルト大学。このコレクションを支えている職員は、1968年から40,000時間を超えるニュース放送を記録してきており、2004年にデジタルの放送を保存し始めた。この資源の公共的な重要性と主要な大学利害関係者から受けている支援はどちらもVTNAが長く存続するために決定的だった

事業指導者たちがこれらのコレクションを支えるために開発した戦略を調べることで、私たちは、デジタル資源の指導者たちが彼ら自身のデジタル化事業を行うときに考慮する上で有益なモデルと、学術コミュニティと文化遺産コミュニティにおける、デジタル化特別コレクションの創出に対する動機づけとそれらに対して設定された目標、それらの目標を達成するために必要な計画についての対話に活気を与えるために役立つモデルを提供したいと望んでいる。

背景

ARLの特別コレクション調査特別委員会(現在はデジタル時代における特別コレクション変換作業部会)によると、特別コレクションは、「他の場所で複製されていない手稿とアーカイブのコレクションと、たった一つしかないまたはめったに所持されていない本」と「その珍しさや金銭的価値、重要な人物や機関との関係により貴重な物品」*2から成る。それらは多くの学術図書館で名誉の地位を占め、「研究図書館の本質を封入し」、それらの図書館の「独自性と特徴」を明確にするための手段を提供し、その重要性は図書館の一般的なコレクションの利用が減少してきたときにのみ増大する*3。いくつかの図書館にとっては、特別コレクションが「未来を形作るであろう特質」となった*4。博物館と歴史協会、文書館のような文化遺産機関では、学者と幅広い公衆にとって価値のある珍しい独特の資料が一つのまとまりを形成していることで、コレクション全体がある意味で「特別」と見なされることもある。

2010年のOnline Computer Library Center(OCLC)調査によると、米国の学術および研究図書館の3分の2以上が、一つ以上のデジタル化事業に着手していた*5。同様に、IMLSによって発行された2006年報告書は、調査が実施された2004年時点までに、本研究で調査された集団のうち2つの中で、デジタル化はますます一般的なことになってきてもいるということを実証した:博物館のほとんど80パーセントと文書館の94パーセントが、それより前の12カ月の間に何らかのデジタル化を実施したことを明らかにした*6。このデジタルの作成物多くは、公的資源(とりわけ、教育省とIMLS、全米人文科学基金)や民間の資源(とりわけ、アンドリュー・W・メロン財団とアルフレッド・P・スローン財団、パッカード人文研究所)からの交付金を受けてきた。

すでにデジタル化コレクションの創出に出資してきた図書館と博物館は、やがてそれらを支えることに関するいくつかの課題を経験し始めた。多くの費用が事業の開始時に見積もられていた一方で、一度開発が進められて初めて他の費用が明らかになることもある。実施される必要のある仕事には、既存の図書館や博物館の職員の持つ技能一式に頼るものもあれば、図書館にとって自然なものではない全く新しい技能を必要とする仕事もある。デジタル資源が成熟するにつれて、彼らは成長し続ける必要があるのだろうか? 彼らの観衆は成長し、進化し続けるのだろうか? それらの観衆がコンテンツと関わり合うその方法は変化するのだろうか? 事業の指導者たちは、デジタル化特別コレクションを技術と保存の観点から保全する方法を決定することだけでなく、長い時間をかけて利用者のニーズと習慣に対応した方法でコンテンツとインターフェースを発達させ続ける方法についても課題に直面している。

最近の研究は、保存がデジタル化への重要な動機付けであり続ける一方で、博物館と学術および公共図書館にとって資料へのアクセスを増加させる重要性が急速に増してきていることを示してきた。OCLC調査による知見は次のことを物語っている:2001年には博物館と公共図書館の回答者のうちおよそ5パーセントと学術図書館の17パーセントのみが「コレクション/資料/ファイルへのアクセス拡大」をデジタル化の目標とみなしていたのであるが、2004年までにその割合は博物館の56パーセントと公共図書館のおよそ32パーセント、学術図書館の43パーセントへと急上昇した。一方でその同じ期間、物理的空間を節約するまたはオリジナル資料への損傷を最小限にするための方法としてデジタル化を見ていた機関の割合は下がった*7。ARLと協力してIthaka S+Rによって実施されたARL構成員に関する2012年調査もまた、学術図書館はアクセスと利用を念頭においてデジタル化コレクションを創出しているという考えを裏付けるものである;デジタル化をするという決定においてある要因がどの程度の動機づけとなったのかを尋ねると、回答者の64パーセントは「最も有力な研究対象領域を優先することに基づいたコレクション戦略」が高い動機付けとなっていたことを示し、59パーセントは「物理的コレクションに対する利用者の需要」だと示したのに対して、54パーセントは「壊れやすいオリジナル資料を保護するための方法としての保存」を選択した*8。

ある機関が、さらなる損傷の危険にさらされている脆弱なオリジナル資料を保存するためにデジタル化を選択するのであれば、そのとき保存用の品質の複製を作成することは、まさに必要なことであるかもしれない。しかしながら、デジタル化がコレクションの幅広い公開を達成するためや機関の評判を高めるため、教育プログラムを支援するための手段として見られる場合、持続可能な活動がそれに勝ることがあり、継続的な編集レビューとコンテンツの編集、ユーザー・インターフェース開発、利用者の体験を向上させるための技術向上と観衆を参加させるための継続的な努力を含むかもしれない。

数年間、Ithaka S+Rは、機関が自ら作成したデジタル資源を維持するために発達させてきた戦略を研究してきた。そこでは持続可能性は「コンテンツの価値や利用する人々に対するサービスを守り、増進するために必要とされる----金銭的またはその他の----資源を生み出すまたは資源を利用する方法を得るための能力」と定義されている*9。Sustainability and Revenue Models for Online Academic Resources(オンライン学術資源のための持続可能性と収入モデル)は、持続可能な資源を生み出すために必要とされる考え方と文化的要素について考えるための枠組みを提供し、デジタルコンテンツを支える様々な収入モデルに関する高水準の調査を含んでいた*10。Sustaining Digital Resources: An On-the-Ground View of Projects Today(デジタル資源の維持:今日の事業に基づく観点)は、このアプローチをさらに進めたものを取っており、指導者たちが持続可能性をどのように定義し、それに向けてどのような努力をしているかを理解するために12の事業を詳細に調査し、他の事業の指導者たちが自身の取り組みに適用できるかもしれない教訓を引き出している*11。

それらの事例は、多くのデジタル資源が共通して持ち、強固な持続可能性計画の開発に重要な役割を果たしてきたと思われる、いくつかの重要な要因を識別する役に立った:献身的で企業家精神にあふれた指導力と;資源の観衆や利害関係者のニーズについての明確な理解に基づく明確な価値ある提案;創造的に費用を管理する能力;多様な収入の流れ;測定可能な目標を開発し、それらを常に達成しようとする意欲。続いて行った研究により、私たちは6番目の要素をリストに加えることにした:その親機関からある程度の継続的な支援を確保することの重要性*12。

いくつかの最近の調査に基づく研究は、珍しい唯一の資料からデジタル化コレクションを作成するという特有の機会と課題に取り組み始めた。2つの調査は、これらのコレクションの物理的大きさとデジタルの大きさの両方と、デジタル化の活動、部門の特質に関するデータを収集した;彼らは、学術図書館と文化機関における特別コレクションは急速に成長し、より多様になっており、これらの機関の職員の水準と技能がこの成長の速さについて行くことができるのかという問題を提起しているということを示して見せた*13。他の研究は、大部分の機関が彼らの現在の専門的技術と予算で楽に運用できる以上のことを行いたいと望んでいるということを明らかにし、資料の保存などのような、デジタルコレクション管理の特定の側面周辺に生じてきている需要に取り組んできた*14実際、コレクションのデジタル化の財政的側面は、様々な方法で取り扱われてきた。デジタル化のための資金調達に関する共通の資源を記録すること(大抵はその機関の基本予算だが、外部からの交付金と贈与もある)と、そのお金の割り振られ方(第一に、新しいデジタル化事業を支える活動へ)、職員の配置変更がどのように行われ、デジタルコレクションを扱う仕事を支えるために年月をかけてどのような配置換えが行われる予定か(デジタルイニシアチブを援助するための従事者の再配置)*15。定量的研究に加えて、しばしばデジタル資源の指導者によって書かれたいくつかの事例研究があり、その中では資源の構築と管理における彼らの直接の経験が共有されている*16。

デジタル化コレクションを計画し構築するために必要とされる試みと活動が様々な形で取り扱われてきた一方で、デジタル化コレクションが実施後にも活気のある有用なものであり続けることを可能にする一連の活動は、それほど多く取り扱われていない。この研究は、利用者に価値のある資源をもたらすためにコレクションがすでに構築されているときに、どのような活動が必要とされるかをデジタル化特別コレクションの指導者たちが決定するその方法に焦点を合わせている。

謝辞

著者たちは、博物館・図書館サービス機構の多大な支援によって可能となった研究とこの報告書の執筆に寄与した多くの個人に感謝しています。私たちはプロジェクトの間ずっとIMLSのCharles ThomasとCarlos Manjarrezから指導と励ましを得たことに心からの感謝を申し上げます。私たちの研究は、思慮深く刺激的な助言を提供して下さった学術および文化機関の専門家によって構成された諮問委員会の指導からも多いに恩恵を受けています:

Edward Galloway、ピッツバーグ大学アーカイブサービスセンター長

Nancy E. Gwinn、スミソニアン図書館長

Anne R. Kenney, Carl A. Kroch、コーネル大学図書館員

Kim Sajet、ペンシルバニア歴史協会会長兼最高責任者(現在はナショナル・ポートレート・ギャラリー館長)

Victoria Steele、ニューヨーク公共図書館コレクション戦略責任者

Beth Yakel、ミシガン大学情報学校教授

Ithaka S+Rのメンバー数人は、事例の選定過程中の机上調査の実施とインタビューの選別から、論文の初期草案のレビューまで、様々な形で貢献してくださいました。私たちは、元同僚であるJason YunとS+RインターンのAiden BowmanとJames Kessenides、Markisha Key-Hagenに感謝しています。

北米研究図書館協会の協力者たちは、Karla Striebによるプロジェクトの初期構想当初から素晴らしい支援の源でした。ARL元会長Charles LowryとLee Anne Georgeと、現在のプロジェクト・マネージャーでありProgram Director for Transforming Research LibrariesのJudy Ruttenberg、ARL会長Elliott Shoreをはじめとする、最初のARLプロジェクトチームに多くの感謝を申し上げます。

最後に、メイン州歴史協会のデジタル事業責任者Kathy Amorosoとハバーフォード大学の特別コレクション主任John Anderies、カリフォルニア大学サンタクルーズ校のコレクションと図書館情報システムの準大学図書館員Robin Chandler、バンダービルト大学図書館副学部長Joseph Combs、アメリカ古書協会会長Ellen S. Dunlap、スミソニアン図書館デジタルサービス部門副部門長であり生物多様性遺産図書館事業部門長であるMartin Kalfatovic、フロリダ州図書館情報サービス部門のアーカイブ監督者Joanna Norman、コーネル大学Mann Libraryデジタルコレクション図書館員Joy Paulsonは、私たちが調査したデジタル資源の所蔵組織において、研究チームからの最初の連絡に応対して下さいました。彼らとその同僚は、辛抱強く彼らのコレクションと機関の来歴を案内して下さり、私たちの現地訪問を調整して、率直かつ快くあらゆる種類の質問に応じて下さいました。私たちは彼らの支援に心から感謝しています。

多くの個人が、私たちの活動に賛意を示して、親切にも自らの時間と好意を提供して下さいましたが、この中にある内容に対する責任は私たちにあります。

方法論

この研究は北米研究図書館協会の協力でIthaka S+Rによって展開されたものであり、デジタル化特別コレクションをより大きなコレクションの恒久的な一部とし、長い時間を経てもアクセス可能とすることを確実にするために、いくつかの同種の機関が展開させてきた戦略を、より大きな研究図書館と文化遺産コミュニティが理解する手助けをするためのものであった。

事例研究アプローチは、これらのデジタル資源の指導者たちの動機付けとなった要因と戦略的判断箇所を理解する機会を提供した*17。彼らやその同僚たちに成功だけでなく課題についても率直に話してもらうことで、私たちはうまくいった戦略を学ぶだけでなく、同様の事業に着手している他の機関にとって有益な教訓を引き出すために、それらが達成された方法と引き受けることになったかもしれないリスクをも学ぶことを期待していた*18。

この目的を達成するために、Ithaka S+R研究チームはある方法論を開発した。その方法論は、最初に持続可能な実践を備えたデジタル化特別コレクションを識別し、その後、現在の適切なモデルに到達するために取られた特有の段階を理解するために、それらのうち8つを極めて詳細に調査することを伴っていた。そうすることで、この肯定的な結果に影響を与えている要因を識別し、優れた実践事例を共有することができると期待していた。

事例選択過程

機関の状況の範囲内で有用であることが分かるであろう事例を識別するために、私たちは様々な機関の種類(公共図書館と博物館、文書館、歴史協会ならびに学術図書館)と規模を代表するデジタル化特別コレクションを識別する選別基準を開発した。重要なデジタル化事業に着手している機関の予算について多くの調査を行った後、「小規模」と「大規模」機関の間の境界は、学術図書館(850万ドル)と文化遺産組織(500万ドル)とで異なるところに引かれた。

                      種類

            | 学術図書館 | 公共図書館や博物館

規模 | 小規模 |    2     |     2

    | 大規模 |    2     |     2

加えて、それぞれの区分内のデジタル特別コレクションは持続可能であることの証拠を示さなければならなかった。これを評価するために、私たちは持続可能性に関するIthaka S+Rの先行研究に基づく指標を開発した;私たちは(1)公益、例えばコレクションは資源の指導者によって定められたようなある程度の影響をもたらしたかどうか;と(2)金銭的な持続可能性、例えばコレクションが確実かつ循環する資金調達モデルを開発してきたかどうかを調べた。最終的な要件は、その資源が少なくとも2年間、公に利用可能となっていなければならないというものだった。

選別

選別作業は2012年の6月から11月までかかった。最初の候補機関の一覧は、デジタル化に交付金を受けてきた機関の机上調査からだけでなく、諮問委員会と資金提供者、デジタル化特別コレクションに深く関与してきたその他の人々からも集められた。さらなる机上調査により、研究チームは資源のウェブサイトを調査して、取り決められた持続可能性の指標を示すものを探すことが可能になった。調査されたすべての資源は、指示に従って1から5の段階で評価された*19。合計でプロジェクトチームは188のデジタル化特別コレクションをレビューした:109は学術図書館66館のものであり、79は文化機関55機関のものである。

その次に、集められたデータの確認と影響や金銭的持続可能性に関する基準を対象となる機関が満たしているかどうかの判断を行うため、研究チームの順位付けにより特定された上位31のデジタルコレクションの指導者に対して、電話による選別が実施された*20。コレクションは11の候補にまで絞り込まれた。これらは2012年12月に諮問委員会によるレビューを受け、その会議から最終的な8つの候補が選択された。

博物館、公共図書館、歴史協会、文書館

大規模|生物多様性遺産図書館(BHL)、スミソニアン図書館|Florida Folklife Collection、フロリダ州立図書館・文書館

小規模|      アメリカ古書協会(AAS)      |メイン州記憶ネットワーク(MMN)メイン州歴史協会

学術図書館

大規模|  家庭経済学アーカイブ:研究・伝統・歴史(HEARTH)、コーネル大学  |バンダービルト・テレビニュース・アーカイブ(VTNA)、バンダービルト大学

小規模|Grateful Dead Archive Online(GDAO)、カリフォルニア大学サンタクルーズ校|Quakers and Slavery、ハバーフォード大学

調査

これらの特定の事例へのさらなる調査は詳細なインタビューから成り、そのほとんどすべては対面で行なわれた。それぞれのインタビューはおよそ60分ほど続き、詳細面接の指針に従い、デジタル特別コレクションの歴史とそれを支援するために整えられた継続中のシステムと戦略を取り扱った*21。

調査段階の終わりに、Ithaka S+Rチームは事例研究論文の草稿を書き、諮問委員会の委員と会って、それらに関する意見をもらい、調査したデジタル化特別コレクションから得られる最大の教訓と事例について議論や討論を行った。諮問委員会からの意見は、事例研究とこの報告書の最終的な編成を形作る助けとなった。

*1 2013年7月22日、下院歳出委員会は2014年の国内環境歳出法案を公表し、全米芸術基金と全米人文科学基金の予算を49パーセント削減することを提案した。U.S. House of Representatives, Committee on Appropriations, “Appropriations Committee Releases Fiscal Year 2014 Interior and Environment Bill, ” 22 July 2013 press release, http://appropriations.house.gov/news/documentsingle.aspx?DocumentID=343384を参照。

*2 Association of Research Libraries, “The Unique Role of Special Collections; Special Collections: Statement of Principles, 2003, ” http://www.arl.org/storage/documents/publications/special-collections-statement-of-principles-2003.pdf.

*3 Association of Research Libraries, Special Collections in ARL Libraries: A Discussion Report from the ARL Working Group on Special Collections, March 2009, http://www.arl.org/storage/documents/publications/scwg-report-mar09.pdf, p. 9.

*4 Rick Anderson, Can’t Buy Us Love: The Declining Importance of Library Books and the Rising Importance of Special Collections, Ithaka S+R Briefing Paper, August 2013, http://www.sr.ithaka.org/sites/default/files/files/SR_BriefingPaper_Anderson.pdf, p. 4.

*5 Jackie M. Dooley and Katherine Luce, Taking Our Pulse: The OCLC Research Survey of Special Collections and Archives, OCLC, 2010, http://www.oclc.org/content/dam/research/publications/library/2010/2010-11.pdf, p. 56. 英国では、その数字はいっそう高く、おそらくそこでの調査である『Survey of Special Collections and Archives in the United Kingdom and Ireland(英国とアイルランドにおける特別コレクションとアーカイブ調査)』(2013)が2年後に実施されたことによるものだろう。この研究で調査されたすべての研究図書館と文書館のうち91パーセントはすでに少なくとも一つのデジタル化事業に着手し、そして/または、その機関での活発なデジタル化計画をもっている。調査対象集団には、研究図書館の英国での構成員と英国とアイルランドでのOCLC研究図書館協力図書館が含まれ、英国とアイルランドからLIBER(Association of European Research Libraries)構成員が選ばれ、Copac寄与者、Modern Language Association任命構成員が選ばれた。Jackie Dooley et al., Survey of Special Collections and Archives, OCLC, February 2013, http://www.oclc.org/content/dam/research/publications/library/2013/2013-01.pdf, p. 68. を参照。

*6 IMLS, Status of Technology and Digitization in the Nation’s Museums and Libraries, 2006, http://www.imls.gov/assets/1/AssetManager/Technology_Digitization.pdf, pp. 26, 49, 95. IMLS報告書を導いたその研究は、公共図書館と博物館、文書館、州立図書館行政機関を調査したが、ここで言及されたのは最初の3つの部門だけであり、それはその3つが当該報告書の主題に最も密接に対応していたからである。

*7 Ibid, Status of Technology and Digitization, pp. 37, 59, 78. 文書館はデジタル化の目標について質問されなかった。

*8 回答者は10ポイントで要素を評価するよう求められた。1が「全く動機付けとならない」で、10が「高い動機付けとなる」。8、9、10の回答が「強い動機付け」を示すと考えられた。Nancy L. Maron and Sarah Pickle, Appraising Our Digital Investment: Sustainability of Digitized Special Collections in ARL Libraries, Ithaka , February 2013, http://sr.ithaka.org/research-publications/appraising-our-digital-investment, p. 16.

*9 Nancy Maron et al., Sustaining Digital Resources: An On-the-Ground View of Projects Today, Ithaka, 2009, http://www.sr.ithaka.org/research-publications/sustaining-digital-resources-ground-view-projectstoday.

*10 Kevin Guthrie et al., Sustainability and Revenue Models of Online Academic Resources, Ithaka, May 2008, http://www.sr.ithaka.org/research-publications/sustainability-and-revenue-models-online-academic-resources. この調査の最新版は2013年の終わりに入手可能となる予定である。

*11 Maron et al., Sustaining Digital Resources, 2009. 2年後、Ithaka S+R研究チームは、どのように行われているかを確認するためにこれらの同じ事業を再調査した。Nancy L. Maron and Matthew Loy, Revenue, Recession, Reliance: The SCA/Ithaka S+R Case Studies in Sustainability, Ithaka, 2011, http://www.sr.ithaka.org/research-publications/revenue-recession-reliance-revisiting-scaithaka-sr-case-studies-sustainability. を参照。

*12 Ithaka S+Rは現在、学術と文化遺産の場における親機関の支援に関する一連の調査報告を作成している。Nancy L. Maron et al., Sustaining Our Digital Future: Institutional Strategies for Digital Content, Ithaka, January 2013, http://www.sr.ithaka.org/research-publications/sustainingour-digital-future, and Sarah Pickle and Nancy Maron, Collections without Borders: Sustaining Digital Content at Cultural Institutions, to be released in fall 2013. を参照。アメリカの総合大学と単科大学におけるデジタル人文科学プロジェクトに対する親機関の支援に関する報告書は2014年春に公開予定である。

*13 Judith M. Panitch, Special Collections in ARL Libraries, ARL, 2001, http://www.arl.org/storage/documents/publications/special-collections-arl-libraries.pdf, and IMLS, Status of Technology and Digitization.

*14 Gail McMillan et al., Digital Preservation, SPEC Kit 325 (Washington, DC: ARL, October 2011), http://publications.arl.org/Digital-Preservation-SPEC-Kit-325/.

*15 Rebecca L. Mugridge, Managing Digitization Activities, SPEC Kit 294 (Washington, DC: ARL, September 2006), http://publications.arl.org/Managing-Digitization-SPEC-Kit-294/. 加えて、2013年に、ARLと協力してIthaka S+Rは、デジタル化特別コレクションの維持と拡張、保存を支えるために会員機関が行っている活動と対応する費用についてさらに詳しく知るためにARL機関の調査を実施した。Maron and Pickle, Appraising Our Digital Investment参照。

*16 Kwong Bor Ng and Jason Kucsma, eds., Digitization in the Real World: Lessons Learned from Small and Medium-Sized Digitization Projects (New York: Metropolitan New York Library Council, 2010), and Abby Smith, Strategies for Building Digitized Collections, Council on Library and Information Resources, September 2001, http://www.clir.org/pubs/reports/pub101/reports/pub101/pub101.pdf参照。

*17 事例研究の方法論に関するより詳細な議論は付録Aで見ることができる。

*18 Ithaka S+Rは事例研究の執筆にかなりの経験がある。Maron et al., Sustaining Digital ResourcesとMaron and Loy, Revenue, Recession, Relianceを参照。

*19 評価のテンプレートは付録Bにある。

*20 選別手順は付録Bにある。

*21 インタビューの指針は付録Dにある。

【3分割して訳した1つ目。
アブストラクトなどはこちら:http://www.sr.ithaka.org/research-publications/searching-sustainability

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更新日:2016-01-21 20:16:00 shikimi 5  del.icio.usに追加   はてなブックマークに追加   twitterに投稿   facebookでshare
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