「みんなの翻訳」は、世界中の文書をみんなで協力して翻訳するサイトです。

みんなの翻訳ロゴ
ブクタブ
翻訳サイト

カテゴリ一覧

このサイトについて 新規登録はこちら お試し翻訳

一覧

2017/07/28

メンテナンス終了のお知らせ

2017/7/25-2017/7/28に実施したメンテナンスは、2017/7/28/14:20に終了いたしました。 ご協力をいただき、ありが…

List

Hnoss

English⇒Japanese

yasukazu

English⇒Japanese

shikimi

English⇒Japanese

ajhjhaf

English⇒Japanese

ホーム > 翻訳記事

翻訳記事

12月の寒い日に、彼らはやってきた:危機的状況のガザ / ソンジャ・カルカル

2009年12月28日

12月の寒い日に、彼らはやってきた。恐れを知らぬ勇猛な戦士ではなく、怯えた、ただし復興の余地なきまでにガザを破壊し民族虐殺を加える決意を抱いた、兵士の群れが。それが1年前のガザである。

この攻撃により、無関心の満足に浸っていた世界の目はついにイスラエルがパレスチナ人----完全に追放されてはいないが自分たちの土地で収容所に追い込まれすし詰めにされ監禁されている人々----に加えている無慈悲な残虐行為に向けられた。三週間にわたる虐殺と破壊で事実をごまかしようもなくなり、60年にわたって西洋が情熱を注いできた「イスラエルの治安」という欺瞞が否定しようもなく明かになった。

遺体は、嘘をつかない。手足を失った人々、破壊された光景も、嘘をつかない。何千という人々が、自分が目にした恐怖、そして自分たちがその中に打ち捨てられた廃墟に取り残され、何とか状況を理解しようとした。見渡す限りの瓦礫が、村や町にかつて建っていた家々を思い起こさせる中、家を失った人々はテントに押し込まれながら、一年にわたり、家を再建するための資材が届くのを待ち続けている。食べ物は不足し、水は汚染され、燃料と電気は配球せいで医薬品もほとんどない状況。パレスチナ社会を耐えがたい状況に押しやっている数多くの残酷で理不尽な権利剥奪に上乗せされた、さらなる剥奪。

これが、ガザの状況である。イスラエルによる封鎖包囲で大損害を受け、ホルムアルデヒド漬けにされた150万人の人々。人権団体が繰り返し何度も何度も目撃し記録してきたイスラエルの犯罪に対し、世界の指導者たちは目をつぶってきた。世界の主要メディアはこれまでずっと真実を避け、人道危機を知らせようとする国際的な活動を意図的に無視してきた。こうして政治家とメディアは、一民族の人間性を剥奪するイスラエルに加担してきた。

私たちも、ここで沈黙し何もしなければ、この犯罪に加担することになる。事実を知って同情するだけでは十分ではない。人々が関与する----学び、考え、伝え、行動に乗り出す----ことによってのみ、変化は訪れる。

世界各地から2000人近い人々が行動を起こした。現在、人道支援物資を積んだトラックからなるビバ・パレスチナの車列で欧州を3週間行進した約200人がヨルダンに到達しており、それにギリシャ、トルコ、ヨルダンから300人が加わった。さらに、12月31日に予定されているガザ解放行進のために世界中から1400人がエジプトに集まった。どのグループもガザに入る許可を得ていない。これらの人々と行動をともにできない私たちは、ここで貢献することができる。

時間はほとんどない。政府や大使館、メディアに、手紙やファックス、電子メールを書く必要がある。一通を書いただけで終わらせるのではなく、書きつづけること。友人たちや家族にも、手紙を書くよう促さなくてはならない。

自国政府に、エジプトに圧力をかけてラファ国境を開くよう求め、イスラエルに圧力をかけて封鎖を解くよう求めなくてはならない。メディアがニュースを求めて我々の回りを嗅ぎ回るように、私たちはメディアを追求しなくてはならない。ガザの物語を広める必要がある。封鎖されたガザに援助物資を運ぶ人々と車列は、物語の一部に過ぎない。物語の核心にあるのは、イスラエルがパレスチナ人の祖国でパレスチナ人に対する民族浄化を行っていることである。

こうした悲惨のすべてを扇動したイスラエルの責任を追求しなくてはならない。イスラエルはあまりに長い間、何の処罰も受けずに行動してきた。イスラエルは世界問題のごろつきであり、我々の指導者とメディアは恥ずべきことにびくびくしている。人々が結集することによってのみ流れを変えることができるのだから、力を合わせなくてはならない。私たちもイスラエルの犯罪的企てに怯えて取り込まれる前に。

パレスチナ人の人権を擁護することは、反ユダヤ[セム]主義ではない。というのも、パレスチナ人もまた、セム人なのだから。それはまた反イスラエルでさえない。そうではなく、パレスチナ社会を永遠に分断し消し去ろうとするイスラエルのシオニスト政策とその実践に反対することである。シオニスト政策があまりに野蛮で、またユダヤの教えにあまりに反するため、すでに多くのユダヤ人が自分たちの名のもとでなされていることを恥じて反対の声をあげている。

私たちもまた、見苦しくない名誉ある世界市民として、あまりに長いこと続けさせてきた事態を前に恥じ入り声をあげる必要がある。恐ろしい犯罪が犯された。そしてさらに恐ろしい犯罪が犯される可能性もある。実際、これまでずっと、私たちは、ゆっくりとしたジェノサイドを目にしながら、罪悪感とか現実主義、利己的関心などにより、共通の人間性を蔑にしてきた。世界は「もうたくさんだ」と言い、シオニスト指導者たちと提唱者たちをこれ以上甘やかさないようにする必要がある。彼らは好き勝手できたことで、傲慢の極みにあるのだから。過酷な冬がガザに残された希望をすべて凍らせる前に世界中で取り組みを始め、パレスチナ全体が解放されるまでそれを続けなくてはならない。そうでなければ、21世紀のジェノサイドを促すことになってしまうだろう。

ソンジャ・カルカルは「パレスチナに連帯する女性たち」の創設者でメルボルンの「パレスチナに連対するオーストラリア人」の共同創設者。パレスチナに関する数多くの記事を、さまざまな電子ジャーナルやニュースに寄稿している。それらは、彼女が編集するウェブサイトhttp://www.australiansforpalestine.com/で読むことができる。メールはs o n j a k a r k a r [at] womenforpalestine dot org.

[訳注:]日本では、NGOや宗教団体など20団体が、「民主党・社民党・国民新党連立政権に対して日本の中東政策の抜本的な転換を求めるガザ虐殺を繰り返させないための共同声明」を出し、賛同を募っています。

 

 
PDF
更新日:2009-12-30 10:30:17 kmasuoka 2  del.icio.usに追加   はてなブックマークに追加   twitterに投稿   facebookでshare
[ 原文 ] http://www.counterpunch.org/karkar12282009.html サイトが翻訳推奨
翻訳者ページをみる

この記事の翻訳者

kmasuoka さんの翻訳記事

コロンビア北部で人道的避難所が設立される

コロンビア北部のエル・バグレ市で、小作農民たちが、引き続く準軍組織の暴力に対応するため、人道的避難所を作った。コロンビア市区のおよそ4分の1に及ぶ地域で活動している準軍組織グ…2016-07-06 15:53:31

停戦合意によりコロンビア内戦が終わりを告げる

本日、2016年6月23日木曜日、サントス大統領はハバナを訪れ、コロンビア政府とFARC-EPとの間の双方向の決定的な停戦を確実なものとする合意に署名する見通しである。1964年以…2016-07-06 15:50:49

メデジンで、人権活動家が殺された。

メデジンで、人権活動家が殺された。ラモン・エデュアルド・アセベド・ロハスは、6月6日、市の中心部で、暗殺者に射殺された。暗殺者は警察に逮捕された。 ラモンは、メデジン市の「平…2016-07-06 15:47:52

著名な野党指導者に対するさらなる暗殺未遂

2016年5月9日(月) コロンビア発ニュース 5月6日金曜日、左派政党「愛国同盟」の指導者の一人イメルダ・ダサの命が狙われた。カルタヘナで開催された会合で、イメルダ、およびセサル州…2016-05-17 13:28:44