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OpenMotics でホームオートメーションを作ってみませんか | from Opensource.com / Frederick Ryckbosch

 2014年12月8日 |  Frederick Ryckbosch

  OpenMoticsは、オープンソースなホームオートメーションシステムです。
 ソフトウェアとしてできることは、たとえば、照明をつけたり、灯りの段階を変えたり、空調を操作して暖や涼をとったり、電力消費を計測したり、色々な家電を操作するためのアクションを自動化することです。

 最大の特色は、ソフトウェアだけじゃくなく、ハードウェアも、両方オープンソースであることです。ソフトウェアを他のシステムに無理矢理対応させていないので、専用API・OpenMotics Gatewayが様々な動作を確実に実行してくれます。
 

 ソフトウェア:ダウンロードして、調整を行ったあと、ホームオートメーション・モジュールのソースコードをリコンパイルします。;ライセンスはGPLv2です。

 ハードウェア:まずはPCBファイルをダウンロードしてください。中にある部品表や配線略図を参考にハードウェアを作成します。部分ごとに適宜調節して構いません。自分だけのハードウェアを作ってください。;ライセンスは、Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0。国際規格ですね。

  このプロジェクトは10年前に発足しました。当初は、切り替えや出力を調整する簡単なハードウェアモジュールを作っていたんです。しかし、後からたくさんのモジュールが追加され、現在は、とても機能的なホームオートメーションシステムに成長しています。

 実は先ほど登場したGatewayもモジュールの1種です。様々なモジュールが組み合わさって1つのシステムを構成しています。
 インプット・モジュールがスイッチの状態などを読み取り、アウトプット・モジュールが様々な家電の状態を調節する。まずはこれが基本です。
 次に Dim 操作モジュール、センサーモジュール、パワーモジュールなどが電力消費を計測して、家の中のあらゆる電力の無駄をなくします。
 

  2年前、我々はOpenMoticsをすべてオープンソース化することにしました。Gatewayモジュール上で動作しているソフトウェアはもちろんのこと、ハードウェアにおいては、スキマティク図やPCBs (プリント基板)を公開することによって、全ての要素を公表しました。
 我々開発側は、OpenMoticsをオープンソース化することにとても強いメリットがあると感じました。主に3つの理由から、現在販売されているホームオートメーションよりも、優位に立てると考えたのです。

 

 1つ目の理由 「価格」:
 ホームオートメーションシステムは、その機能の割に法外な値段を取っているものが多く見受けられます。それは売る側が、ホームオートメーションを「お金持ちのための産業」ととらえているからです。
 それでは価格を抑えて、「お金に余裕がない人たち」をターゲットにしてはだめなのか。
 そんなことはありませんでした。私たちとは違うオープンソース・オートメーション開発団体に「OpenHAB」という団体があります。 彼らがその証明でした。
 誰でも簡単にインストールができて、適切に調節して使うことができる。それだけのことに、びっくりするような価格はいらないのです。

 

 2つ目の理由 「メンテナンス」:
 実は大抵のホームオートメーションが、利用者の方々にメンテナンスの方法を教えてくれません。これでは、状況に応じて調整ができないばっかりに、ひとたびの引っ越しにすら対応できないことも考えられるのです。
 生活というものは、大それた展開を迎えずとも、何年もかけて変化していくものだと、我々は信じています。それに合わせて家の使い方も変わってくる。もちろん、それにオートメーションシステムは対応しなくてはなりません。
 たとえば、スマートフォンに新しいアプリを入れるために、いちいちお店に駆け込まなくてはいけないということはありませんね。
 それがホームオートメーションだろうと、違うということはありませんね。利用者がある程度自分で使いこなせ、自宅をコントロールできることが大切なのだと私達は考えます。
 

 3つ目の理由 「技術に明るいユーザーによる改良を、我々も利用できるから」:
 ほとんどのプロプライエタリ・システムは、開示されていない通信プロトコルを使用しています。これがユーザーにとっては、何が実行されているのか不明瞭で、設定項目にない変更は一切加えられないという不利益があります。
 誰だって、「こうしたほうがもっと住みよくなる」というアイディアを持っているはずです。ホームオートメーションはそのようなユーザーの希望を実行し、さらなる改良を続けるべきなのです。

 我々はその課題を、大きく3つの方法に分けて克服しようとしています。
 

  前述の通り、システムの構成などを含めて、ユーザーがいつでもどんな変更でも加えられる仕組みを作る必要があります。

 まず、どうしても変更を加えなくてはならないユーザーのために、我々開発側は、Gatewayモジュール上で動作可能なプラグインの作り方を公表しています。プラグインはご自分で記述することも可能ですし、もちろん、コミュニティが開発したものを追加することもできます。

 次に、外部プラグインのインストールも可能です。これは、安全なウェブインターフェイスを介して行われます。
 プラグインはモジュールたちと通信し合い、照明のオンオフなどの発生イベントを感知します。またその結果をユーザーインターフェイスに表示して、他のサービスと連携させることも可能です。
 ユーザーであるあなたの思い通りに、できる限りそぐうようなシステムを目指しています。

 そして、ソフトウェアとハードウェアの双方がオープンソースなことで、電子工学好きやソフトウェアマニアなどが、それぞれ自由な改良を加えられます。
 プラグインを作成するときにも、ハードウェアの改造が効くことに何かしらのメリットがあると思われます。
 

 以上の観点から、OpenMotics であなたに必要なホームオートメーション・システムが作れるかもしれません。

 

[みんなの翻訳 関連記事]
オープンソース・ホームオートメーションシステム5選

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更新日:2017-07-30 23:43:03 Hnoss 0  del.icio.usに追加   はてなブックマークに追加   twitterに投稿   facebookでshare
[ 原文 ] https://opensource.com/life/14/12/open-source-home-automation-system-opemmotics Creative Commons License この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
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