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オープンソースな「マーケティング・スタック」を7つ紹介 | from Opensouce.com / Thomas Carney

  マーケティングで便利なオープンソースソフトウェアを紹介します。人によっては、プロプライエタリ・ソフトである必要がなくなるかもしれません。

 2017年6月28日 |  Thomas Carney

 イメージ画像:opensource.com

  昨今、デジタルマーケティングはそのすそ野を広げ続ける一方です。同じように、マーケティング用のソフトウェアも発達を続けています。マーケティングソフトはマーケティング活動の計画、実行、測定、記録の手助けをしてくれます。

  現代のマーケターはたくさんのソフトを「マーケティング・スタック」として使いこなしていますが、たいていはプロプライエタリです。

  しかし、マーケティングの世界でも、オープンソースソフトウェアにもっと目を向けた方が良いと私は考えます。理由は主に3つあります。

  企業とユーザーのデータを守れる

  マーケティングとはデータ運用である、という意味合いはだんだんと真実味を帯びてきています。利用者のデータを収集することが、即座に戦略に結び付く時代なのです。
 利用者分析サービスをネットなどで調べてみれば、Google Analyticsや、Mixpanelなどが頻繁に紹介されていることでしょう。実はこれらは、プロプラエタリでクラウドを積極的に利用するタイプのサービスです。そして、利用者のデータは、必ずやどこかの誰かのサーバーに保管されます。ネット上の「どこか」とは、つまり世界中を指します。みなさんのデータがどこの国に送られているのかもわからないのです。

  信用を保つために顧客のデータを守ることが、商売人としての務めです。そのために誰もがセキュリティに細心の注意を払っていると思います。たとえ、自社内にデータを保管する場所がなかったとしても、データの保管場所がどこにあるかは分かっておきたいものです。ヨーロッパの企業なら、せめてEU圏内で保管したいというのが人情でしょう。
 まずは安全の観点から、自分たちでデータを保管した方が良い。
 そこでオープンソースを考えてほしいのです。
 

  サービス配給業者などからの利益相反行為を回避できる

  オンライン・マーケティングの世界では、Google社が支配的です。たくさんの企業がGoogle Adwordsに対して広告料を支払っています。それによる収益はGoogle Analyticsが計測し、Google Sheetsで報告を入れているのです。マーケター自身も企業の評価にGoogle Attributionを使っていることでしょう。

  ですが、この方法ではみなさんのデータはすべてGoogle社に握られています。これではいつ利益相反行為が起こっても不思議ではなく、とくに中小企業の皆さんは大変なリスクを今現在も負っているのです。
 

  中身が見えれば、問題があっても解決できる

  ユーザーの動向をデバイスやチャネルを超えて観察することが当たり前となりつつありますが、やっていることは大変複雑です。何か間違いを見つけた、あるいはバグを修正したいときに、対応できる体制が必要です。

  少なくともオープンソースソフトウェアは、どのようなメカニズムで動いているかが明白です。間違いの直しは不可能ではありません。なおかつ、自社に必要な機能をカスタマイズして、業務に沿ったシステムを構築することもできるのです。


 

  そこで皆さんに、安全にマーケティングできるソフトウェアを7つ紹介します。

  筆者は以前、とある企業にマーケターとして務めていた経験があります。先ほど挙げた3つの観点から、できる限りオープンソースウェアを使ってきました。その際にたくさんのソフトウェアを試しています。その中からどうしても皆さんにチェックしてもらいたいソフトウェアを紹介します。
 

  Piwik

  Piwikは2007年にプロジェクトが開始した、ウェブ分析プラットフォームです。2017年現在、世界中100万以上のウェブサイトで使われておりGoogle Analyticsの代替手段にうってつけです。
 訪問者数、目標数の達成度合い、トラフィック・ソースなどの情報を収集、分析。リアルタイム報告も可能なので、突然のアクセス数増減にも対応できるようになっています。さまざまなプラグインを取り揃えており、WordPressやMagento e-commerceなどのプラットフォームを調査対象に追加することも可能です。

 

  OpenOffice

  マーケターの仕事は、たくさんの時間を、書いて、編集して、コンテンツマーケティングの評論結果をコピーすることにたくさんの時間が裂かれます。その評論はスプレッドシートで表すことが典型的です。

  OpenOfficeはワープロ、スプレッドシート、プレゼンを組み合わせるときなどに強みを発揮します。ほかにもLibreOfficeを使うという選択肢もありでしょう。どちらもオープン標準にのっとり、そこで作成したファイルはMicrosoft Officeなどはもちろんのこと、他のソフトでも開けるようになっています。ファイルの共有に適しているといえるでしょう。

 

  Nextcloud

  とくに、何度も直しを入れなくてはならない資料などを作成する時に、記事の下書きをEmailで同僚に送りあうような、一昔前に流行った方法は、なにかと混乱をきたします。現在なら、サーバーにシェアファイルを作った方が簡単ですね。

  そんな時におすすめなのがNextcloudです。ファイルにアクセスすることに関してはとてもよくできています
 同僚とファイルを共有するだけでなく、カレンダー機能で予定を管理したり、セキュリティ性の高い音声/テレビ電話をしたり、LibreOfficeベースのオンライン・オフィススイートを使えば、文書の共同編集も容易であったりと、その機能は多岐にわたります。

 

  Mail-in-a-Box

  ビジネスにおいて使用されるEmailは、ニュースレター、宣伝のメール、注文確認、パスワードリセットなど、かなりたくさんの種類に分類できます。重要なものからそうでもないものまでありますね。過去にはメールサーバのメンテナスは難しく、重要なメールを探し当てるために、外部のEmailサービスを使っていたものです。

  しかし、Mail-in-a-Boxを使えば、重要なメールを見つける手間を省いたEmailサービスプロバイダを作成できます。メールサーバを簡単にメンテナンスできるようになるので、Emailを外部に渡さずに済みます。

 

  HackMD

  マークダウン、マークアップ言語をテキスト形式でも書けるようにして、公開することができるフォーマットです。
 マークダウンに対応しながら、ブログポストを書くことができます。他の人との共有や、ブログポストの掲載、書き出しなどの機能も付いています。

  コード書き、編集、発表までブログにまつわる一連の工程を一貫して行えるのが強みです。ブログのためにtxt文書を編集し、HTMLに変換したり、またその逆の工程でミスタイプが起こるリスクを避けられます。
 ブログ用に書いたコードが、他のプレゼンテーション資料と混ざってしまうことなども防げます。

  ブラウザでマークダウンの共同編集ができる優れたエディタです。遠くにいる仕事仲間と一緒に編集するもよし、職場にいなくてもホストサイトに入って、自身のバージョンに入れ換えるもよし。様々な場面で使えます。

 

  プログラミング言語「R」

  アプリケーションではありません。これは、統計データを分析するためのプログラミング言語です。でも、統計においてはとても強い。
 私はこれをクラウドソフトウェアの料金分析に使っていました。この言語には、ただ数値を計測するだけではなく、データを分かりやすくチャートにしてくれる機能もあって助かります。
 他にデータを分析するのに長けている言語といえば、Pythonが挙げられますね。

 

   WordPress

  なんでWordPress?と首を傾げた人もいることでしょう。ブログプラットフォームとして有名なこのソフトですが、その人気の秘訣は優れたコンテンツ管理システムにあります。

  WordPress最大の魅力はたくさんのプラグインがあることです。そのプラグインの中には、当然、マーケティングに役立てられる分析ツールがあります。E-コマースサイトの維持運営の入門編として役立ちます。

 

  オープンソースなマーケティングスタックを立ち上げよう

  これら(他にもあるけど)のオープンソース・プロジェクトを使えば、十分なマーケティング・スタックがつくれるはずです。データを安全に管理しながら、オープン標準で互換性が向上し、貴社の販路拡大に集中できること請け合いです。

 データがオープン・フォーマットなことは、他のシステムにも移し替えが効くということでもあります。なので、将来システムを新しくしなくてはならない時も、今までのデータをそのまま使うことができます。
 つまり、プロプラエタリなフォーマットよりも生き残る確率が高いと言えるのです。
 

 あなたも自分に合ったマーケティング・スタックを作ってみませんか?



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更新日:2017-07-30 15:47:34 Hnoss 0  del.icio.usに追加   はてなブックマークに追加   twitterに投稿   facebookでshare
[ 原文 ] https://opensource.com/article/17/6/open-source-marketing-stack Creative Commons License この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
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