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Codex Group『電子書籍を殺すタブレット』報告書、再検討 / クリス・メドウズ

Codex Group『電子書籍を殺すタブレット』報告書、再検討

クリス・メドウズ

2016年6月18日

先月、eインクの電子書籍端末の利用の減少が電子書籍購入に与える影響に関するBookExpo AmericaでのCodex Groupの代表であるPeter Hildick-Smithのプレゼンテーションについて取り扱った。今、『パブリッシャーズ・ウィークリー』のJim Milliotは2、3の異なる詳細といくつかの図表とともに、Hildick-Smithが論じた同じ報告書を取り上げている

BEA報告で指摘したように、Hildick-Smithは多くの読者はデジタルでの読書に疲れてきており----彼はそれを「デジタル疲労」と呼ぶ----、印刷本にまた乗り換えつつあると考えている。彼はまた、電子書籍の読書の大部分はeインクの端末で行われていることを発見した----eインクの端末のない世帯は電子書籍を読むことがはるかに少ない。取替えられることなく、廃棄されるeインクの端末が増えると、電子書籍の購入数は減少し続けるだろうとHildick-Smithは考えている。

Codexの調査はまた、本の購入者は一日で私的な時間のうちおよそ5時間をスクリーン上で費やしているが、18歳から24歳の37%を含む本の購入者のうちの25%は、デジタル端末にかける時間を減らしたいと思っているということを発見した。消費者はほとんどの場合、物理的な形式で本を読む選択肢をもっているため、印刷本へと戻る傾向を示唆している。4月の調査では、18歳から24歳の19%が電子形式での読書を始めたときよりも読んでいる電子書籍が少なくなっていると答えており、すべての年齢層の中で最も高い割合だった。全体的に見ると、本の購入者の14%は電子形態で本を読み始めたときよりも電子書籍で読むことが今は少なくなっていると話し、電子書籍を読むことが少なくなっていると話した人々の59%が物理的な本に戻ってきた主な理由として印刷本への好みをあげていた。購入した印刷本の共有もまたスクリーンを使うことの多い人々、いわゆるデジタルネイティブである18歳から24歳の間の人々の比率が最も高く(83%)、55歳から64歳が最も低かった(61%)。

55歳から64歳の間での印刷本購入率が最も低かった理由は、大きな文字に出来る電子書籍の利点が歳を重ねるほどに人々にとって重要となるからではないかと思っている。そしてそれは、「デジタルネイティブ」が年を取れば、再び自分の好みが変わっていることを発見するかもしれないということをも示唆している。

その記事の一行目には、2014年から2015年の電子書籍の売上の「減少に対して誰も明確な理由を思いつかなかった」という文があり、それはThe Passive Voiceで面白い議論を引き起こし、あるコメントはその一行目をからかっている。「彼らは値段を上げた。そこで、私が解決しよう。4つの言葉を取り去るといい」と、Gene Doucetteは書いている。だが、そう言われてはいるが、Codexの報告書は主要な出版者と小規模出版者、自己出版者を取り扱うと主張する。そのため、その報告書は電子書籍の売上の減少はビッグ・ファイブだけでなく電子書籍の全範囲で起きていると指摘している。

Passive Guyもまた疑わしく思っている:

PGはこれらのデータに懐疑的である。方法論についてどんな情報も見つけられないが、HachetteとAmazonとの間の論争を理由にして書籍購入者がAmazonを離れ、Barnes & Nobleに移りつつあると発見した2014年のCodex調査を思い出すといい。

PGの理解ではCodexの顧客の大部分は伝統的な出版者だが、彼はそのことを誤解しているだろう。

Hildick-SmithがBEAで話したとき、彼はその統計は1カ月当たりの書籍と電子書籍の購入に関して5,000人の消費者の調査から取られたと語った。書店や出版者ではなく個人の購入者に焦点を合わせていたため、その統計は大規模出版者や小規模出版者、自己出版者のいずれであれ、消費者の購入したすべての書籍や電子書籍に関する情報を集めたと彼は話した。そうは言っても、どのようにしてそれらの5,000人が選ばれたのか、すべての月に関して同じ人々だったのかどうかについて彼は言及しなかった。

問題はつまり、その標本が何を代表しているのか? 彼らの間での電子書籍の売上は減少したかもしれないが、全体として消費者全てに関して言えば上昇しているのでは? 全範囲に渡って全電子書籍の購入をたどったという調査を他に知らない。Author Earningsは伝統的な出版者のパイの分け前が縮小していることを見つけたが、パイ全体も縮小しているかどうかについては言及していなかったようだ。報告書から報告書へと全体の売上数量における変化を見積もっている図表を彼らのサイト上では見つけることができなかった。

いずれにしても、『パブリッシャーズ・ウィークリー』の記事は次のように結論付ける:

電子書籍端末市場が低価格・高品質の選択肢によって元気を取り戻さない限り、デジタル端末での経験にうんざりしている消費者はさらにデジタル疲労を得ることになり、電子書籍の売上衰退が続くことになるだろうとHildick-Smithは予想する。

Codex Groupの報告書からのデータが正確であろうとなかろうと、費用のかからない電子書籍端末が多くなることは電子書籍の読書にとってよいことだろう。今のところ、最も安いKindleモデルでさえFire tabletよりも20ドルはかかる----電子書籍が読めてずっと多くのものがある安いタブレットが手に入れられるとなったなら、多くの人々は20ドルも----まして、Paperwhiteにはさらに50ドルかかり、Oasisには200ドル以上になる----費やす理由を探すのが困難になるだろう。だが、新しいタブレットを得たときには、どうやらそれで読書をする時間を見つけるのにもっと苦労することになるようだ。

そうは言っても、eインクの端末の市場占有率が年末までに3.5%増加すると示唆している私が3月に言及した報告書と、その統計は一致しないようだ。(タブレットの市場占有率は急速に成長しているが)。それらの2つの統計をどう一致させられるだろうか?

それから、KoboのCEOであるMichael Tamblynの言葉もあり、彼はeインク端末は本当に読書が好きな人々にとって魅力的であり、そのような人々は安いタブレットよりもeインクに余分なお金を進んで費やすだろうと言う。この言葉を、eインク端末の代わりを見つけられないために人々が読書をしなくなっていることを示唆したCodex Groupの報告書と結びつけて考えると、ちょっとした鶏が先か卵が先かの二分法が得られる:eインクの端末を買うことが少なくなっているから、人々の読書が減っているのか? それとも、読書が減っているから、eインクの端末の購入が減っているのか?

おそらく、最近出てきたeインク技術の新たな進展の一つを使って、最低予算のeインク端末をAmazonが急に出してきたら、より多くの電子書籍端末を売ることが出来るだろうし、それゆえ、本も多く売れるだろう。だがその一方で、Amazonは今、それを気にしてさえいるだろうか? ストリーミングメディアが大きなお金のある場所のようであり、そのためのものは本よりも生産し、購入し、使用許諾を与えるのにより費用がかかる。投資収益率の視点から、電子書籍よりもむしろストリーミングメディアの消費を促進することがAmazonにとって最善の利益となるかもしれない。

【The original articles are copyrighted in the United States of America by North American Publishing Company. They are used with permission from the Company.

英語原文はアメリカ合衆国においてNorth American Publishing Companyが版権を保有している。本翻訳はNorth American Publishing Companyの許可を得て翻訳公開するものである。】

 
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更新日:2016-06-22 22:22:21 shikimi 0  del.icio.usに追加   はてなブックマークに追加   twitterに投稿   facebookでshare
[ 原文 ] http://teleread.com/codex-group-tablets-killing-e-books-report-revisited/ 原サイト(http://www.teleread.com/)から、同サイト上の記事については、著作権表示を明記した上で「みんなの翻訳」サイト上で翻訳公開する許諾を得ている。
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