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暴力を終わらせる:パキスタンから、重要な変化の話 / Gul Bukhari from Bytes for All for APCNews

暴力を終わらせる:パキスタンから、重要な変化の話

Gul Bukhari from Bytes for All for APCNews

パキスタン、2014年9月8日

APCの「暴力を終わらせる:女性の権利と安全なオンライン」プロジェクトは女性の人生を変えている。この取り組みによって人生に大いに影響を与えられた個々の女性のより身近な素顔を提供したい。今週は、Urooj Ziaの話を共有する。彼女はパキスタンのカラチに住む女性で、虐待を受けて育った成人を助けるためにICTsが使えることをBytes for Allによるデジタル訓練を通して学んだあと、Laalteynのプラットフォームを立ち上げた。

パキスタンにおけるAPCのメンバーであり、暴力を終わらせるプロジェクトの協力者であるBytes for Allによって実施された安全なオンライン・コミュニケーション訓練の中で、デジタルの安全性は、個人と組織に影響をもたらす最も重要な分野であった。なぜなら、それはジェンダーに基づく暴力が関係している分野で、予防可能性と治癒可能性の両方を保持しているからである。

Bytes for Allによると、どんな重要な変化の話の中にも常に変わらずあるのは、技術駆動型でジェンダーに基づく暴力への意識の高まりであり、個人のオンライン空間とオフライン空間を取り戻すために集団で闘う必要性であった。

この特定の形態の暴力への認識は、個人が暴力に遭遇したとき、より警戒して注意深くそれを識別するようにさせ、大抵は、強化されたデジタルの安全性とプライバシー管理技術によって、警戒と注意を怠らず、暴力に対して自分自身を守るようにさせる。さらに、能力を向上させ続けることへの個人的関心が観察された。個人はしばしば大使となり、技術を取り戻せ! やデジタルの安全性訓練のような運動の意識を普及させる人となってきた。

ある事例で、Bytes for Allは、創造的な専門家であり活動家であるSoofiaに明らかな変化を記録した。Soofiaは写真やグラフィックデザインのような様々な芸術形式を通して、彼女の思想と抗議、抵抗の表現を送り出し、女性の境遇と固定観念を表現する意味深長なイメージを創造している。彼女は視覚を通して公共に自らの意見を広め、女性が自らの話を伝えるために写真を使う手助けをする訓練も実施している。これらの試みを続けようとする意欲は、彼女を運動員として技術を取り戻せ! に積極的に参加させるだけではなく、グラフィックスやブログの投稿、その他の方法を通して、不公正とセクシャル・ハラスメント、女性嫌悪に反対する声を一年中あげ続けることへも導いた。

過去一年間に、Bytes for Allの訓練を受けた数多くの個人は、彼らからまたは自身の組織での拡張された追加の訓練のどちらかで、同僚がデジタルの安全性についてもっとよく知るのを手助けしてきた。ジャーナリストであり活動家で、学者でもあるRahmaが、今では自らのメディア・サイエンス・カリキュラムの中にデジタルの安全性を組み込んできた一方で、もう一人の人権擁護者であるTahir Khiljiは、昨年大規模なデジタルの安全性訓練に参加したNahid Khiljiと協力して、彼の組織で集中的な活動の方向として、LGBT活動家のためのデジタルの安全性を積極的に追求することを今、計画している。

多くの人々にとって、暴力を終わらせるプロジェクトは、専門的な仕事と個人的な懸念との間の架け橋になってきた。

パキスタンでの児童虐待と一人称の話

児童虐待がパキスタンで議論の題目となることは決してなかった。マスメディアでもなければ、公開の討論でもなかった。これはパキスタンでタブーの話題であり、限られた犯罪統計しかなく、医学的支援と法的支援に関する公開討論はほとんど存在しなかった。政府の側において、成長途上の子どもの保護と救済手段に置かれた優先順位はあまりにも目に見えて欠如しているため、国では今でも児童婚の宗教的な容認可能性に関する議論を検討している(1)。

パキスタンで最大かつ最も人口の多い大都会であるカラチに住んでいる女性、Urooj Ziaが暴力を終わらせるプロジェクトの下でLaalteynで活動し始めたとき、彼女は虐待を受けて育った成人、とりわけ女性----男性よりもはるかにその発言を抑圧され、はるかに機会が制限されている----を手助けするためにICTsを使う方法を試みることができた。

「2012年4月頃、私自身の子どもの頃の虐待の記憶が再び浮かび上がり始めたとき、パキスタンには児童虐待の被害者----とりわけ成人した被害者----のための支援団体が本当にないのだと、そして、こういった種類のプラットフォームが絶対に必要なのだと実感しました。その一方でまた、他の被害者の方の道程を読んで知ることは、私自身の理解と治療にとても助けになることに気が付きました」とUroojは思い起こす。

彼女はすぐに、被害者が公然と、あるいは匿名で話を共有し、休息を求めに行くことのできるオンラインのプラットフォームをまとめることができた。Laalteynは、被害者が同様の経験をした人々と交流し、様々な形での支援に辿り着く道を教わる機会を提供した。「私は自分自身の回復について書き始め、同じように自らの経験を私に心を開いて話し始めた被害者の方々から多くの支援を受けました。だからこそ、私はこのプラットフォームをもっと公開のものにしようと決心したのです。これはパキスタンのBytes for Allがそのプロジェクトの支援へと足を踏み入れようとしたときのことです」と彼女は言う。

Uroojは、Bytes for Allから人権擁護者のための物理的安全性だけでなくデジタルの安全性に関しても訓練を受けた。「それ以来、オンラインで自分自身を安全に保つことだけではなく、デジタルの安全性が物理的安全性に直接結びついていることもまた学びました。また、私のところに来た他の人々を安全に保つためにその技術を使う方法についても学びました。状況認識についても同様に実践しています。以前には、私や私の周りの人々はこれらの問題、つまり、あなたがオンラインに投稿したものはすぐにも多くの人々に広がることがあり、そのことについて本当に気をつけていなければならないという事実の重要性に気付いていませんでした」と彼女は説明する。

「私がそのプロジェクトに参加したことによる最も重要な変化は、私の周りの人々が、子どもの頃の虐待、特に性的虐待について話すことを非常に快く受け入れるようになったことです。そんなことは、これまで起きたことがありませんでした」と彼女は言う。Laalteyn.comの目的は、パキスタンを拠点として、幼年期の虐待の被害者のための強固で信頼できるオンラインの支援ネットワークを作りだすことである。Laalteynを生み出し維持しようという望みは、広く蔓延しており、知らない間に進行して長期間にわたる幼年期の虐待の影響にパキスタン社会が気付いていないという事実だけでなく、パキスタンには被害者のためのピアサポート・ネットワークもまたないという事実によっても動かされている。

Uroojは次のように説明している:「このプラットフォームで活動することは、私や他の被害者の方に、私たちは一人ではないのだと示してくれました;私たちの経験は本当に、それほど『空想的で信じられないものではなく;これらのことを思い出し始めているとき、私たちは本当に『おかしくなっているのではなく;そして、私たちを虐待した人からも、よかれと思って言っているのかもしれない他の人々からも言われるような『それを忘れること』は、トラウマへの健全な対応ではないのです。そのようにして、Laalteynを通して、健全で支えとなる対応とはどのようなものであり、被害者のトラウマを軽視したりその声を窒息させたりすることなく、よい味方になる方法について、被害者の支援者に教えようと努めてもいます」。

女性の専門家や活動家として直面する問題だけでなく、この目標を心に留めておくことで、Uroojは、同様の経験をした個人を助けたいという熱望とともに、自らの能力強化を積極的に追い求め続けた。人権擁護者のためのデジタルおよび物理的安全性に関する非常に積極的な学生として、Uroojは、危険に直面したとき、混沌から意味を生み出す決心をした強固な意志をもった個人であることを証明してきた。

自己決定の一環として、Uroojは危機に直面している人権擁護者やジャーナリスト、CSOを自らの能力の範囲内で積極的に助けてきた。そして彼らをBytes for Allやその他の協力組織につなぐこともしてきた。

技術的助言とオンラインの虐待を報告する方法(オンラインの暴力:予防と報告、救済手段)と、虐待的で侵略的なソーシャル・メディア(ソーシャル・メディア倫理とエチケット)に関するBytes for Allが作成した2つのブックレットを通して、彼女はこの情報を人々に伝え、その人々は他人に頼ることなく自ら取ることのできる方法があるという事実にどれほど幸せを感じているかを表現した。彼らは資源やより高い地位に関係性をもつ人々を待つ必要はなく、TwitterやFacebook当局だけでなく、パキスタンのより上位の当局に対しても、実際に自分で助けを求めることができる。

現在、UroojはBytes for Allの手助けをして、この組職の能力開発手段の一部として安全計画を開発し、人権擁護者とCSOに物理的安全性訓練を行うことを計画している。「Bytes for Allの訓練は私の能力開発に役立っただけでなく、人権に関連する問題と私たちの社会に蔓延り増加している女性に対する暴力を最小化させて終わらせるために科学技術が役に立つということについて、私の理解を向上させもしました。これらの訓練は私を新しい人間、より幸せで熱心で生産的かつ積極的な人へと変えるのに役立ちました」とUroojは話を結ぶ。

(1)Ali, K.(2014年3月11日)。未成年者の結婚を禁じるパキスタン法、イスラム的でない:CII。
http://www.dawn.com/news/1092468/pakistani-laws-prohibiting-underage-marriage-un-islamic-cii

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暴力を終わらせる:フィリピンから、重要な変化の話

暴力を終わらせる:ケニアの重要な変化の話

 

  
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更新日:2014-10-01 21:32:41 shikimi 4  del.icio.usに追加   はてなブックマークに追加   twitterに投稿   facebookでshare
[ 原文 ] http://www.apc.org/en/news/end-violence-most-significant-change-story-pakista Creative Commons License この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
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