「みんなの翻訳」は情報通信研究機構多言語翻訳研究室と東京大学図書館情報学研究室による共同プロジェクトであり、三省堂と国立情報学研究所連想情報学研究開発センターが開発に協力しています。
2014年2月21日
TPPについては少しだけ言及したことがあるが、もっと詳しいことや、一般にどうしてそれがそう好ましいものでないかを知りたい人は、これを見るとよいだろう。私が見つけたのは、27ページのオンライン漫画で、TPPが何を実現しようとしているか、実際に何が起きるか、そして私たちは何を知っているかについて、うまく説明したものである。
最大の問題は、貿易協定が国内法を上書きするものであるという点である。ところが、公開の席で説明責任を負うかたちで作られた国内法とは違い、こうした貿易協定の規定は秘密裡に「即席コース」で決められ、一般の人々が意見を言う機会がないことにある。
とりわけTPPには、漏れてくる情報から判断すると、かなり不快な規定がある。上にあげたコミックからの抜粋に見られるように、現在IPに混乱を引き起こす原因となっている営利企業が財産権をさらに強化するよう求めており、そこには無意味な特許の合法化や生物学的過程のようにこれまで特許対象とならなかったものに関する特許の合法化も含まれている。
ぜひ、全文を読んで欲しい。大変示唆に富むものである。そして、本質的に、家の牛をひとにぎりの豆----しかも魔法の豆でさえない----と交換で手放すことになるような協定を追い払うために何をするか決断して欲しい。
【The original articles are copyrighted in the United States of America by North American Publishing Company. They are used with permission from the Company.
英語原文はアメリカ合衆国においてNorth American Publishing Companyが版権を保有している。本翻訳はNorth American Publishing Companyの許可を得て翻訳公開するものである。】
日本語では、いまさら聞けない!TPPのヒミツとリスクといった漫画やサルでもわかるTPPといったサイトがありました。
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