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福島第一原発事故により拡散した放射性物質への内部被曝を花粉症用マスクが軽減する効果 / 桧垣正吾・廣田昌大

抄録

花粉症用マスクが福島第一原発事故により拡散した放射性物質への内部被曝を軽減する効果について調査した。東京大学本郷キャンパスにおいて、2011年3月15日日本時間15時から3月16日9時までの18時間、継続してマスクを一重に着用した。マスクを着用しなかった成人1名は、同じ時間に環境放射線に対する追加実効線量6.1uSv、甲状腺等価線量で33uSvの被曝をした。放射性核種は気体や微粒子としてだけでなく、他のエアロゾルや花粉と結合したかたちで拡散していた。花粉症用マスクの着用は、吸気による内部被曝を低減することができる。

本文約4ページは省略。

結論

東電福島第一原発事故で放出され、東京大学の本郷キャンパスに散らばった放射性物質が、花粉症用マスクから検出された。マスクで検出された11種類の核種の放射能に基づいて考えると、マスクをしていなかった人は、預託実効線量6.1mSv、甲状腺等価線量33mSvの被曝を受けていた可能性がある。ガス状の核種の一部も浮遊粒子状物質と結合し、マスクに捕獲されたかもしれない。花粉症用マスクをすることで、ヨウ素の約3分の1およびセシウムのほぼすべての吸入を防いだ

PMID:23274827

[PubMed- in process]

桧垣正吾*・廣田昌大#

*〒113-0032 東京都文京区弥生2-11-16 東京大学アイソトープ総合センター/#〒113-0032 東京都文京区弥生2-11-16 東京大学大学院工学系研究科

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更新日:2013-09-27 14:24:23 eengine 14  del.icio.usに追加   はてなブックマークに追加   twitterに投稿   facebookでshare
[ 原文 ] http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23274827 抄録と結論部のみ。フェアユース。
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