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イラク戦争が残した癌(2) / ダール・ジャマイル

毒物環境

ハダッド博士は、癌の増加と米軍による特定地域への爆撃量との間には、直接の相関があると確信している。

「私も同僚も、皆、ファルージャで、先天性異常、不妊症、生殖不能が増えていることに気づきました」。彼はこう語る。「ファルージャでは、米軍の爆撃、そして米軍が使ったDUのような兵器による毒性物質の問題を抱えているのです。」

2004年、米軍は、二度にわたりファルージャに対する大規模な包囲攻撃を加え、大量のDU弾や白燐兵器を用いた。

ハダッド博士はさらに続けて、「米軍が私たちの暮らす環境に残した放射能をはじめとする毒性物質に暴露した子どもたちの将来が心配です」と語った。

よく引用される「Cancer, Infant Mortality and Birth Sex-Ratio in Fallujah, Iraq 2005-2009」という疫学調査は、ファルージャの700世帯を対象に訪問調査を行っている。

この研究のチームは、ファルージャの人々に、異常に高い癌と先天性欠損症の発症率について聞き取りを行っている。

この研究の著者の一人である化学者のクリス・バスビーによると、ファルージャの健康問題は「これまで調査されたあらゆる集団のなかでも最も高い率で遺伝子損傷を被っている」状況だという。

モズハン・サヴァビエアスファハニ博士はミシガン州アンアーバー在住の環境毒物学者であり、主に毒性物質と戦争による汚染の健康影響に関する査読付論文25本以上を著している。現在は、イラク都市部における戦争による汚染と先天性欠損症の増加を研究の中心に据えている。

「爆撃のあと、標的とされた住民は少なからぬ場合に汚染された自宅の廃墟に暮し続け、あるいは金属暴露が続く建物に暮します。」 サヴァビエアスファハニ博士はアルジャジーラに対し、このように語った。

「私たちがファルージャで行った調査から、大多数の世帯が爆撃を受けた自宅に戻って暮すか、あるいは旧居の汚染された瓦礫の上に新たに家を建てて暮していることがわかりました。可能な場合には、爆撃を受けた現場から取り出した建材も使うのです。こうした習慣が広く行き渡っているため、自分たちが暮らす地域に対する爆撃が終わってからも長年にわたって、毒性金属に継続的に暴露することになります。」

イラクの環境には、大量のDU弾をはじめとする弾薬がばらまかれたと彼女は指摘する。

「米国会計検査院によると、2002年から2005年に、米軍は60億発の弾丸を消費しました」と彼女は続ける。

サヴァビエアスファハニ博士によると、戦争地帯の金属汚染物は爆弾と銃弾、その他の爆発物からくるものだという。弾薬の製造には、金属、とりわけ鉛とウラン、水銀が使われており、これらはすべて、先天性欠損症や免疫不全などの病気を引き起こす。

「私たちがイラクの二都市、ファルージャとバスラで行っている調査は、先天性欠損症を対象としています。」

研究からは、いずれの都市でも、先天性欠損、特に神経管欠損と先天性心疾患の増加が見られる。また、鉛と水銀というよく知られた神経毒性金属の汚染も明らかになった。

「しかし、イラクで爆撃を受けた都市に見られる先天性欠損は、様々な公衆衛生問題の一部なのです」と彼女は話す。「小児白血病をはじめとする癌も、イラクで増加しています。」

イラク戦争が残した癌(1)はこちらです

 
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更新日:2013-04-06 23:49:22 kmasuoka 1  del.icio.usに追加   はてなブックマークに追加   twitterに投稿   facebookでshare
[ 原文 ] http://www.zcommunications.org/iraq-wars-legacy-of-cancer-by-dahr-jamail CC=NDだが翻訳可であることを原著者に確認。
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