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出版社へ:突然の、だが必然的な裏切りを批判する / サラ・ホートン

2012年2月10日

本日、出版社がまた一つ、図書館向け電子書籍市場から撤退すると発表したことを受けて、私は自分の勤務する図書館の数ヶ所に、人々の意識を促すため新たなポスターを貼った。図書館と電子書籍取引を行わない出版社をリストし、それら出版社の連絡先を書いたものである。また、図書館のブログにこの問題をポストし、TwitterFacebookでもこの問題を提起した。ポスターは、Google Docsのここからダウンロードできる。そんなに上出来のポスターではないが、自由にダウンロードし、改変し、使ってほしい。また、これらの出版社連絡先としてより妥当なものがあれば教えてほしい。ここにあがっているのは、私がReference USAと出版社のサイトから集めたものである。

この行動は取るに足らないものかもしれない。ポスターに過ぎないのだから(3つ張りだしたが)。私はまた、図書館長として(そうすることは、今回も含めて多い)、リストの出版社に手紙を書き、図書館と協力するよう求めようとしている・・・図書館は交渉と提案を歓迎するし、図書館市場からの撤退は出版社にとっても図書館にとっても打撃となる、と。

図書館員としても一読者としても、図書館との交渉を拒否する出版社の態度には疲れを感じている。特定の第三者ベンダーと取引しないことはわかるが、それは、自社プラットフォームを使う計画があるか、別のベンダーと契約するかのいずれかの場合である。サービスに空隙が生まれ、一部の出版物が図書館の利用者の手に届かないような事態は馬鹿げていると私は思う。図書館の電子書籍市場に背を向けることは、長期的に見て、売上に良い影響はもたらさないし、人々に情報と娯楽を提供するために数世紀にわたって培ってきた出版社と図書館の良好な関係を継続する観点からもうまくない。

図書館の専門職員が、この問題について利用者にも苛立ちを感じてもらうよう働きかけるときが来ていると思う。法律を制定し(あるいは著作権法を明確化し)、図書館が紙の本と同様に電子形態の資料もライセンスを取得したり購入したりして貸し出すことができることを明確にすべきである。異なる対応の乱立と排他的なビジネスは、図書館の利用者を害する。図書館員として、専門家として立ち上がり、「もうたくさんだ」と言うべきだと感じている。

今日、ポスターを張りだしたとき、すぐに利用者からいくつか質問を受けた。ペンギンとオーバードライブのニュースが発表されてから30分のうちに、サン・ラファエルに住む人からの電話を3件受け取った。図書館の電子書籍蔵書でアクセスできない出版社がまた一つ増えたことを心配する電話である。ここサン・ラファエルには行動的で事態を憂慮する心強い市民がいる(本当にすばらしい)が、ほかのコミュニティでも、こうした事態は馬鹿げているので何かしたいと考えている人々は確実にいると思う。図書館利用者に出版社に連絡を取るよう、また、知り合いで本を愛する人々に事態を知ってもらうよう促している。図書館で扱う他のいくつかの問題と同様、99.9%の市民は問題そのものを知らないけれど、一度、問題を知らせたら、少なくとも80%が不愉快に感じるだろう事態である。

皆さんの図書館にもポスターを張ってほしい。電子書籍のコースで何か言ってほしい。行動しよう。というのも、ALAを含め、誰一人、これについてあなたの利益を守ってはくれないのだから。

Librarian in Blackより)

【The original articles are copyrighted in the United States of America by North American Publishing Company. They are used with permission from the Company.

英語原文はアメリカ合衆国においてNorth American Publishing Companyが版権を保有している。本翻訳はNorth American Publishing Companyの許可を得て翻訳公開するものである。】

訳注:図書館への電子書籍提供を拒否した出版社

・マクミラン

・サイモン&シュスター

・ペンギン

・ブリリアンス・オーディオ

・アシェット

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更新日:2012-02-11 07:40:28 educo 2  del.icio.usに追加   はてなブックマークに追加   twitterに投稿   facebookでshare
[ 原文 ] http://www.teleread.com/library/notice-to-publishers-curse-your-sudden-but-inevitable-betrayal-by-sarah-houghton/ 原サイト(http://www.teleread.com/)から、同サイト上の記事については、著作権表示を明記した上で「みんなの翻訳」サイト上で翻訳公開する許諾を得ている。
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