「みんなの翻訳」は、世界中の文書をみんなで協力して翻訳するサイトです。

みんなの翻訳ロゴ
ブクタブ
翻訳サイト

カテゴリ一覧

このサイトについて 新規登録はこちら お試し翻訳

一覧

2017/07/28

メンテナンス終了のお知らせ

2017/7/25-2017/7/28に実施したメンテナンスは、2017/7/28/14:20に終了いたしました。 ご協力をいただき、ありが…

List

Hnoss

English⇒Japanese

acai

English⇒Japanese

jhoo0509

English⇒Japanese

yoko

English⇒Japanese

ホーム > 翻訳記事

翻訳記事

米国著作権料精算センター(CCC)、大学図書館に対する訴訟費用提供で批判を受け、その場しのぎの言い訳を展開 / ポール・バイバ

2010年11月22日

しばらく前に我々は、米国著作権料精算センター(CCC)が大学図書館に対する訴訟に資金を提供していることについて報じた。そのとき、私は、CCCが著作権をめぐる様々な側面で関連組織の協力を促進する一方で、実のところ、協力を求めているまさにその当事者に対する訴訟に資金を提供しているのは奇妙だと感じていた。

さて、Publishing Weekly(PW)によると、研究図書館協会(ARL)がこれについて苦情を申し立てているという。

大学図書館の電子資料をめぐる訴訟が議論を呼び起こしているが、さらに緊張が高まっている。PWが入手した情報によれば、研究図書館協会(ARL)はCCCに手紙を送り、ジョージア州立大学(GSU)が電子コースコンテンツを使ったことをめぐって4人の個人を相手に出版社が起こした訴訟にCCCが資金を提供していることについて苦情を述べたという。CCCのCEO、トレーシー・アームストロング宛の手紙の中で、ARLの会長チャールズ・ラウリーは「米国著作権料精算センター(CCC)が原告の訴訟費用の半額を負担する決定を下したことに大きく失望している」と述べている。ラウリーによると、図書館界は、アトランタ州連邦地方裁判所のオリンダ・エバンス判事が最近下した判決の脚注でその点が指摘されていたため、今回CCCが訴訟で果たしている重要な役割にようやく気づいたという。

手紙の中で、ラウリーは、CCCが設立されたのは、「コンテンツ作成者、コンテンツ出版社、コンテンツ利用者の協力を促す」ためであることを指摘した。実際、CCCという非営利団体の収入のかなりは大学図書館から来ている。CCCがGSUの電子コンテンツ訴訟で果たしている役割を知ってから、自分たちが極度の緊縮財政下にもかかわらず拠出している資金が自分たちに対する訴訟に使われていることにひどく立腹している図書館もある。

ラウリーは、出版社と利用者の「利害関係を調整するのは難しい仕事かもしれないが」、CCCは仲介者として重要な役割を果たす組織なのだから、訴訟ではなく「協力」を支援すべきであると示唆している。「CCCが採った今回の行動から、コンテンツ利用者コミュニティの間では、CCCが学術コミュニケーション事業に関わる全パートナーの利益促進を求めてはいないとの見方が広まっている」。ラウリーはCCCに対し、「訴訟のための費用拠出を再考するよう」求めている。

それに対して、CCCは、フェアユースの範囲を明らかにしようとしているのだと答えている。もちろん、この議論はうわべを取り繕うだけのものである。CCCが資金を拠出している訴訟は大出版社が起こしたものである。CCCが本気でそう言っているのなら、逆側、すなわち予算不足に悩む図書館に資金を拠出すべきであろう。フェアユース範囲の明確化についてはそれで同じ結果が得られる。CCCは、そうする代わりに、図書館に不利となる可能性を高める道を選択したのである。

ここから、CCCと出版社の関係について考えざるを得ない。CCCが出版社の手先となっており、「ライセンス仲介」についての宣伝はすべてナンセンスであることは明らかである。CCCは本当のところ、法執行組織になりたいのであろう。顧問弁護士(現役は引退したが)として、私は顧客に対して、今後はCCCを敵対組織として扱い、CCCとの取引には細心の注意を払うよう助言するだろう。CCCがその偏向を露わにした今、「あなたが言うことはすべてあなたに不利な証拠として扱われる可能性があります」という格言を心にとどめておこう。

【The original articles are copyrighted in the United States of America by North American Publishing Company. They are used with permission from the Company.

英語原文はアメリカ合衆国において North American Publishing Companyが版権を保有している。本翻訳はNorth American Publishing Companyの許可を得て翻訳公開するものである。】

PDF
更新日:2010-11-23 09:04:46 educo 0  del.icio.usに追加   はてなブックマークに追加   twitterに投稿   facebookでshare
[ 原文 ] http://www.teleread.com/copy-right/copyright-clearance-center-slammed-over-funding-lawsuit-against-university-libraries-ccc-uses-specious-defense-of-its-actions/ 原サイト(http://www.teleread.com/)から、同サイト上の記事については、著作権表示を明記した上で「みんなの翻訳」サイト上で翻訳公開する許諾を得ている。
翻訳者ページをみる

この記事の翻訳者

educo さんの翻訳記事

パトロン制度は出版が進むべき道か?

これまで私たちが出版で用いてきた唯一のモデルは、本が出てからそれに対する対価を支払うというものだった。著者が本を書き、出版社がそれを売って、人々が買う。そのモデルが電子書籍に…2016-05-31 13:22:30

海が歴史

あなたの墓碑、闘い、殉教者はどこに? あなたの民族の記憶はどこに? 皆様、 あの灰色の納骨所に。海に。海が それらすべてを飲み込んだのです。海が歴史となって。 デレック・ウォ…2015-10-20 00:23:44

テキサス州の町、ウォールマート撤退後の建物を公共図書館に

2015年1月31日 大規模ディスカウントストアの運命は起伏に富んでいる。とても楽観的な見通しのもとで、小売チェーンは利益を挙げられると思ったところに店舗を設け、経済が悪化するとそ…2015-02-02 13:28:28

ロシア、2015年に国立電子図書館を発足の予定

2014年12月30日 ロシアでも、間もなく図書館で電子書籍を利用できるようになる。 ロシア文化の広報誌であるCalvert Journalによると、最近、ある会合でロシア文化相ウラジミール・メジ…2015-01-01 13:19:39